膝の再生医療とはどのような治療法?メリット・デメリットを詳しく解説
2025.09.14
- 膝が痛くて毎日辛い
- 何度も膝の治療を受けているが、いまいち効果を実感できない
- 持病や服用中の薬があって膝の手術が受けられない
- 膝の再生医療が気になる
- 膝の再生医療のメリット・デメリットを知りたい
膝関節の再生医療とは

膝関節の再生医療の種類

- 自家軟骨移植術
- PRP療法
- 培養幹細胞治療
自家軟骨移植術
再生医療のなかで軟骨細胞を移植する治療方法が自家軟骨移植術です。自家軟骨移植術は拒絶反応が起こりにくい特徴があります。 なぜなら、自身の軟骨細胞を培養して移植するため、身体に適応されないリスクが少ないからです。自家軟骨移植術は次の流れでおこなわれます。- 患者自身の軟骨からごくわずかな細胞を取り出す
- 取りだした軟骨細胞と「アテロコラーゲン」を混ぜ合わせ自家培養軟骨をつくる
- 軟骨が欠けてしまっている膝関節部分に自家培養軟骨を移植する
- 拒絶反応がおこりにくい
- 大きな膝軟骨損傷に対応
- 保険が適応される
PRP療法
まずPRPについてですが、別名で多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)ともよばれます。 血液中の血小板はヒトの組織修復を促進させる成分が含まれており、この血小板を高濃度にして活性化させたものをPRPと呼びます。 PRP療法は、採取したPRPを幹部に注射し自然治癒力を促進させる再生医療です。すなわち、自然治癒力を最大限に引き出す治療法となります。 治療は次の流れでおこなわれます。- 自分の血液を採取し、血液中の血小板が多い部分のみを抽出して自己PRPを作り出す
- 採取したPRPを自身の幹部へ注射
- 注射した部分の組織は修復が促進される
培養幹細胞治療
培養幹細胞治療は、再生医療による膝の治療法の一つです。培養幹細胞治療の特徴は、自身の脂肪から抽出した幹細胞を膝関節内に注入して炎症や痛みを改善させる治療法です。 幹細胞には炎症や痛みをやわらげる働きがあるため、膝の痛みがある患部へ直接注入することで痛みの緩和に期待がもてます。 培養幹細胞治療の治療の流れを解説します。- 採取した脂肪から幹細胞を取りだす
- 取りだした幹細胞を培養
- 培養した幹細胞を膝の患部へ注入
膝の再生医療法のメリット

- 今までの治療で効果がなかった症状に対して効果が期待される
- 持病で手術ができない方でも治療可能
- 拒絶反応やアレルギー反応が起こりにくい
今までの治療で効果がなかった症状に対して効果が期待される
これまで何度も膝関節の治療を受けてきても効果が感じられなかったり、思ったほど改善しなかったりと期待どおりにならなかった方も大勢います。 しかし、膝の再生医療なら今まで効果が感じられなかった症状にも期待できます。なぜなら、再生医療は自分自身の治癒力を最大まで高め回復させる治療法だからです。 投薬治療とは異なり、改善が難しかった症状でも細胞から丸ごと臓器を作り出せる期待もされているため、近い将来とても有力な医療法となるでしょう。持病で手術ができない方でも治療可能
膝関節の痛みの多くは「変形性膝関節症」が原因となります。これまで変形性膝関節症の治療は、なかなか改善しないケースは珍しくありませんでした。 その原因は、ヒアルロン酸や鎮痛剤を患部に注射し、痛みを軽減させながらリハビリをしていく保存療法が用いられることが多かったからです。 また、人工関節置換術などの手術療法はデメリットもありました。たとえば、持病があり麻酔が使用できないことや、服用中の薬を一時的に中止しなければならないことです。 しかし、再生医療では麻酔なども必要なく、服用中のお薬を止める必要もありません。なぜなら自分自身の細胞を抽出して培養し、患部に注射するだけの治療で済むからです。 すなわち、今まで治療したくても、何かしらの原因で断念していた方が治療できるようになったわけです。拒絶反応やアレルギー反応が起こりにくい
再生医療は治療による居説反応やアレルギー反応が起こりにくいメリットがあります。理由は、自身の細胞を利用しての治療法だからです。 これまでの手術や投薬治療などは、身体に適合しなければ拒絶反応を起こしたり、アレルギー反応が起きたりとリスクを伴うことも珍しくありませんでした。 しかし、再生医療なら自分自身の細胞を培養しているため、注入するのもこれまでどおり自身の細胞です。 そのため、拒絶反応はきわめて起こりにくいといえます。もちろんアレルギー反応を起こす可能性も稀です。 すなわち、リスクが少ないことは安心して治療できるメリットとなるでしょう。膝の再生医療法のデメリット

- 保険が適用されない
- 自分の脂肪を採取する場合傷が残る
- 効果の実感に個人差がある
保険は適用されないため自費診療になる
膝の再生医療のほとんどは保険適用外のため、医療機関が治療費を設定できる自由診療となります。再生医療を希望する場合は、ある程度高額になることを覚悟しておかなければなりません。 金額は治療法によってもさまざまですが、少額でも2~3万円前後、高額になると100万円ほどかかることもあります。 ただし「自家培養軟骨移植術」に関しては2013年4月から保険適用されることになりました。しかし、それでも料金は6~25万円程度は必要となります。 いずれにしても、再生医療は高額となることを理解することが大切です。自分の脂肪を採取する場合傷が残る
培養幹細胞治療は自分自身の脂肪を採取するため、傷が残ってしまう可能性があります。そのため、女性は傷口が残ることに対して不安と心配になる方もいるでしょう。 傷口の大きさは大体1cm前後なため、そこまで大きいものではありません。しかし、それでも心配な方は治療前に医師としっかり相談して慎重に決断するとよいでしょう。効果の実感に個人差がある
再生医療に限ってのことではありませんが、医療において絶対治ると言い切れる治療はありません。なぜなら、人それぞれ体質や治療に対する相性が異なるからです。そのため、効果の実感にも個人差があります。 どの治療法が自分自身に最適なのか、正直やってみないとわかりません。効果については医師としっかり相談して納得したうえで治療するとよいでしょう。膝の再生医療治療が受けられるおすすめの病院・クリニック3選

- シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)
- 船橋整形外科みらいクリニック
- 友愛医療センター
シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)
シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)は、日本整形外科学会認定や整形外科で多数の実績を積んでいる専門医の診察、治療が受けられる膝の再生医療に特化したクリニックです。 シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)の再生医療に関する概要は次のとおりです。| クリニック名 | シン・整形外科(旧東京ひざクリニック) |
| 膝再生医療治療 | ・PRP-FD療法 ・PRP-PRO療法 ・幹細胞培養治療 |
| 料金 | https://tokyo-jointclinic.jp/price/ |
| 住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目9−15 銀座清月堂ビル5F |
| TEL | 0120-961-498 |
| 診療時間 | 月~日 9:00〜18:00 |
| 定休日 | なし |
| 公式HP | https://tokyo-jointclinic.jp/ |
船橋整形外科みらいクリニック
船橋整形外科は千葉県に3院展開する整形外科です。3院は一般の整形外科となっており、再生医療治療が受けられるのは3院とは別の「船橋整形外科みらいクリニック」となります。 船橋整形外科の再生医療に関する概要は次のとおりです。| クリニック名 | 船橋整形外科みらいクリニック |
| 膝再生医療治療 | ・PRP療法 ・培養幹細胞治療 |
| 料金 | PRP-FD:15万円~ 培養幹細胞治療:120万円~ |
| 住所 | 〒272-0033 千葉県市川市市川南1丁目10-1 ザ・タワーズウエスト206 |
| TEL | 047-322-3122 |
| 診療時間 | 月~金 午前:9:00〜12:30 午後:14:00〜17:30 |
| 定休日 | 土日祝 |
| 公式HP | https://www.fff.or.jp/clinic-mirai/ |
※料金はすべて税込表示です。
再生医療の種類はPRP療法と培養幹細胞治療があります。再生医療が受けられるのは市川市にある「船橋整形外科みらいクリニック」のみとなるため注意しましょう。友愛医療センター
友愛医療センターは沖縄県にある総合病院です。整形外科では膝の軟骨移植術をおこなっています。総合病院のため、豊富な経験を持つ医師が在籍しています。安心して治療を受けたい方におすすめです。 友愛医療センターの概要は次のとおりです。| クリニック名 | 友愛医療センター |
| 膝再生医療治療 | 自家軟骨移植術 |
| 料金 | 直接クリニックへお問い合わせください。 |
| 住所 | 〒901-0224 沖縄県豊見城市与根5番地5 |
| TEL | 098-850-3811 |
| 診療時間 | 月~金:8:30〜17:30 土:8:30〜12:30 |
| 定休日 | 日曜・祝日 |
| 公式HP | https://ymc.yuuai.or.jp/ |
膝の再生医療に関するよくある質問

副作用はありますか?
膝の再生医療は副作用がとても少ない治療法です。理由は、ご自身の細胞を採取して注入するため適合しないことは稀だからです。 しかし、事例は少ないですが発熱を起こす場合があります。リハビリ期間はありますか?
リハビリは実施することを強くおすすめします。なぜなら、リハビリをせずに日常生活に戻ると再び痛みが生じる可能性があるからです。 普段どおりに体を動かしていると、治療を受けて良くなった場所が再びダメージを受けてしまう可能性があります。 治療後の状態を定期的に確認する意味でも、リハビリは重要な役割を果たします。効果が出るまでどのくらいかかりますか?
治療後1週間ほどで効果が現れることが多いですが個人差があります。早い人だと治療当日に実感する方もいます。ですが、十分な効果を実感するまでは一般的に3か月ほどとなることが多いでしょう。再生医療が効果的な疾患はありますか?
再生医療は膝関節の治療以外にも効果的な疾患は多数あります。 たとえば、下記の疾患です。- 肝障害
- 変形性膝関節症
- 皮膚の損傷治癒促進
- 自己免疫疾患
- 脳梗塞・脊髄損傷
再生医療ならシン・整形外科がおすすめ
シン整形外科の再生医療は、以下の理由からおすすめです。・専門的な知識と経験
・最新の治療法と技術
・個別化された治療
・研究と証拠に基づく治療
専門的な知識と経験
シン整形外科は再生分野医療においても豊富な専門的な知識と経験を持っています。これにより、患者のニーズや状態に合わせた適切な治療プランを提供しています。最新の治療法と技術
再生医療は急速に進化しており、新しい治療法や技術が継続的に開発されています。シン整形外科は常に最新の治療法を導入しています。個別化された治療
再生医療は一般的な治療法とは異なり、患者の状態やニーズに合わせて個別化された治療プランが立てられることが多いです。シン整形外科は、患者様の信頼と満足を最優先に考えています。親切で丁寧なスタッフが、あなたの質問や不安に対応し、治療プロセスをサポートします。研究と証拠に基づく治療
再生医療は科学的な研究と根拠に基づいて行われています。シン整形外科はその治療法や考え方について研究を行い、根拠に基づく治療を提供しています。まとめ

